嗅覚反応分析士インストラクターのちえむらです
今、『正倉院の世界』で展示中の伝説の香木、蘭奢待にまつわる歴史の物語が学べる!という事で、銀座の香十さんへ行ってきました
『正倉院の世界』大変興味そそられてるのですが、

恥ずかしながら歴史には疎いもので
世界を拝見しても「猫に小判」みたいな気分になりかねないので(苦笑
乏しい知識で観に行く前に、香木を通した視点で歴史を知れるのは大変嬉しく! これは私の為の講座ではないか!ということで
香の伝道師であり劇作家の稲坂良比呂先生のお話、とっても面白かったです!!
香りが日本の歴史の中でどれだけ権力の象徴として使われていたのか、
漢方マニアで香木コレクターの徳川家康が蘭奢待を切り取ったか否か、の説など食い入るように聞いてしまいました
そして 現代より昔の方がはるかに『香りを読む』と言うことをしていたんだなぁということ。
香りで伝える、香りでわかる、と言うことが知識の嗜みのように浸透していた様子などが先生のお話から伝わってきました。
日本人らしい香りの使い方。
言葉では直接言い難いこと、直接的に言葉で言うより、わかってもらいたいと態度で空気を出す、のが多い日本人ですから、香りでふんわり伝えるのは、日本人の感性に合っているのかもしれませんね
そしてなんと、黄熟香(蘭奢待と同じ種類のものとされている)のインドネシア産とボルネオ産の2種を聞香体験♡
12人ぐらい参加してたのですが、誰も写真とか撮らなくて、それもお作法かと気になって、写真は撮れず終いでした(笑
写真付きでお伝え出来ないのが残念ですが
でも改めて、聞香する時ぐらいはスマホを忘れる、それもいいなと思いました
金沢での聞香体験から少しづつ香道の世界に魅せられています
正倉院の世界もお陰様でより楽しみになってきました!

先日、首里城が火災で燃えたのを目のあたりにし
脈々繋がれる日本の歴史的遺産にフォーカスがあたりましたが
香りを扱うものとして、日本の香りの歴史もしっかりと伝えられる人でありたいなと思いました
まだまだ道は奥深し。求道していきたいです

嗅覚反応分析は好きな香りの順番に並べるだけ
——–
嗅覚反応分析って何?という方はこちらへ——–
チェックを受けてみたいという方は嗅覚反応分析が受けられるメニューへ———
チェックを受けながら、学んでみたい!という方は嗅覚反応分析士・入門講座の詳細へ