セルフケアの専門家・嗅覚反応分析士トレーナーのちえむらです。
最近、自然派コスメやオーガニックを謳う商品がすごく増えてきましたね。人の意識がより『安心安全』に向いている証拠でしょうか?
15年前ぐらいは私のような過敏症の人が使えるコスメ商品は本当に少なく、ドラッグストアのスキンケア商品なんかは「自分には使えない認定」をしてから、何年も通ることもなかったのですが、最近ドラッグストアの商品をみていたら、随分と傾向が変わったことに驚きました。
あ、ようやく時代が私についてきた、と(笑!
しかし、自然派を謳っているスキンケアやヘアケア商品をよくよく商品一つ一つを調べてみると、いわゆる
「ニセモノ」が多いことにも気づきます。
「自然派」「オーガニック」「天然由来」「ナチュラル」「ピュア成分」
最近では「ビーガン」「サスティナブル」「環境に配慮した」
身体にも環境にも優しい、そんな風に見せかけているけど、よく調べると実は中身はそうじゃない、そんな商品やサービスも増えてきました。
日本でも『景品表示法』という実際より良く見せかける表示が行われたりすることを取り締まる法律があるにはありますが、
自然派、オーガニック、天然由来、など・・・って実はとても曖昧な定義なので
取り締まれないですし、ある意味ごまかすにはもってこいなんですね。
お洒落ステータスのような感覚で上記のような言葉を使っているメーカーや販売者も多い印象です。
それを謳えば売れる!となれば増々言葉を悪用する業者も増えてくるのでやっかいですね
自然派ビギナーはみんなこんな言葉に騙されてる!!と思わず警告を鳴らしたくなりましたので
例えばシャンプーなどの洗浄成分で「硫酸系界面活性剤不使用」とかをうたっているけれど、硫酸系を使わない代わりに別の名の強い成分を使っているとか・・・
防腐に使われるパラペンがよくないと人々が知れば「パラペンフリー」を謳って、パラペンを無くす代わりに別の成分「安息香酸Na」や「フェノキシエタノール」を使っているけれど、そこはあえて言わないとか。まぁ言っても知識がなければわかりませんしね。
そんな感じのカラクリ商品が多い印象です
私は、防腐剤のパラペンやフェノキシエタノールの材料はダメとも言わないし
量や使う人の体力とか過敏さ次第では問題ないとも思っています。
むしろ、より安全に使える防腐剤なんだと学びました。
今回は成分の良い悪いの話ではなく、論点は「表示」について。
一体何をもってナチュラル、自然派、オーガニックと言えるのか!!と
過敏症などで、これらを使って困ることになる人が世の中にいる限り、
騙すような表示や宣伝ははしてほしくないですね
大手はほとんどが売るために商品の流行りを「数」で把握しようとするマーケティング商法ですから
「オーガニック」「天然由来」「パラペンフリー」と宣伝すれば、SNSでいいね、が増える!アクセスが増える!売れ筋!ということになれば、パラペンは入れずに他の名前のモノに代用して作れば、まぁ、嘘ではなくなるわけです。
そういった言葉をいいね、と選ぶ消費者達がその社会の罠を作ってるという、悲しいかなこの矛盾・・・。
もちろん中には安心安全を心がけた商品開発して正直な表示をしているところも沢山あります。
なので「オーガニック」などと名打っているモノを広告の言葉だけで判断するのではなく、
ちゃんと、成分表示を読みましょう!
わからなければ、学びましょう!
そして、自分が日々使うものはしっかりとその原料や作り手さんの背景を見て知って、自分の肌に合ったモノであるのか、
そして自分のライフスタイルに合うものであるのか、
人の意見やネットの評価に惑わされずに、丁寧に選びたいですね。
過敏症を患い、私がしてきた苦労、つらい思いをしてきた消費者の一人として。
その時のつらい思いが、植物療法の世界に入ったきっかけでもあったので、その基本を忘れてはならないな、と改めて思い立ち
安心安全の商品と向き合うことは私のライフワークの一つなので
自分が選ぶための知識を発信していけたらな、と
でも、確かに難しいのです!
私は化学者でもなければ、理系でもない
使われている化学物質を一つ一つ調べたところで、迷宮入りしますし
それがどう身体に作用するのか、なんて膨大な実験は私一人できっこないですし
わざわざ悪そうだと知っているモノを人体実験するのも嫌ですしね。
結局、どこかの専門家が言っていることを信じるのが簡単、
となっては元も子もないので、手っ取り早く安心安全を手にするには、
やはり「認証」が大事だなぁと
オーガニック認証も今は色んな認証団体があるので
認証マークついてシリーズでお伝えしていこうかと!
ついては、最近はワインにハマっていますので
オーガニックワインによくついてるこの子から
発信ぼちぼちしていきます
オーガニック商品検証の会もやりたいな~
私も一緒にやりたい!という方いましたら是非声掛けくださいね♡
では、長くなりましたがこの辺で
嗅覚反応分析は好きな香りの順番に並べるだけ
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