アロマやハーブを西洋占星術の象徴に対応させた使い方がありますね
沢山の本が出ていますし、ネットでも占いと合せて今週のアロマ、なんて記事も沢山みますし
簡単に貴方の星座は牡羊座だから、ローズマリーとか
女子力をアップするなら、金星に対応したローズ♡といったようなもの。
また、占星術にマニアックな方はヒポクラテスの四体液質という体質論
から体質を導き出して、対応する精油を選ぶという方法もあります。
4つの気質、 胆汁質/多血質/粘液質/憂鬱質を
エレメントの 火/土/風/水 と
ホット(温)/コールド(冷)/モイスト(湿)/ドライ(乾)
の組み合わせから導き出します。
私も占星術を学びながら、体の事への興味が一番強かったので
一応は色々学びましたよ。
しかし、私は学べど学べどなかなか腑に落とすことができず。。。
例えば、
ハーブをハーブティーにして水溶性の成分を摂取した場合の薬理作用と、
水蒸気蒸留法で精油にして、その脂溶性成分を湿布するのとでは
薬理作用も違ければ、効果も変わってくるのは成分分析をすれば明らかな事なのです
が、
上記の占星術関連の本の中で、そのような事に触れているわけではありません。
それはそうですよね、ヒポクラテスの時代・・・
古代元素論と植物の対応は
長年の使われてきた経験、経歴からその効果・効能が信じられてきたり
また、植物への深い観察から導いたものでありますが
これらは精油の成分分析が出来なかった時代の話。
私達は昔の人が知ることが出来なかった、精油の成分を知ることができ、
精油の『におい分子』の性質がどんなものであるか化学的に理解することが可能な時代です。
そして既に私達の思考は先人の古代の元素論ではなく今の元素論で義務教育を経ているのですから、今更古代元素論で精油を説明されても腑に落ちるわけがないのですね
現代科学をあなどるなかれ。
わざわざ、古代元素論に戻して身体のことや植物の事を学ぼうするのはナンセンス。
それは逆に精油のきちんとした理解を妨げることになります。
これは西洋の四大元素論からの四体液質だけでなく、
東洋の陰陽五行説からの中医学、
インドのトリ・ドーシャ(三体液, 三病素)からのアーユルベーダ医学
などの体質学も同じことが言えると思います
わざわざ、時間とお金をかけてアロマの為に古い体質学を学ばないようにしてくださいね。
もちろん、先人達がの積み上げたこれらの経験則に私達は大いに助けられていますし、
先人はどのような考えを持ってその四体液質論を築きあげ、薬草を使いこなそうとしていたのか、その経験則を知りたいのならば、ヒポクラテスの理論を学び、古典占星術の著書、『クリスチャンアストロロジー』で有名なウィリアム・リリーの書や、医薬書をラテン語に訳し一般の人もハーブ療法ができるようにしたニコラス・カルペパーの『コンプリートハーバル』などに学ぶといいのかもしれません
が、もし
精油を理論的に深く学びたいのであれば、現代化学に勝るものはありません。
西洋医学はミクロを見過ぎるばかりに全体が見えなくなるという医療の問題に陥りがちなので、
それを非難するばかりに、西洋医学を否定して、身体をホリステック(全体)に診るからという理由だけで、古代元素論へ向かう人がいますが
それは論点が違うと思いませんか?
ミクロを今の化学できちんと押さえながらの今の元素論での全体を見ることができる体質論が必要だということ。
(はい、きました!)
サードメディスン理論はここをしっかり押さえているんですね!
サードメディスン理論は、
嗅覚の理解と物性の理解から始まります。
それは、私達が義務教育で学んだ、
現代の元素論をより身近に、わかりやすく私達の生活にホリステックに生かす事につながります。
きちんとミクロも見るから、精油の使い方に迷いがなくなりますよ。
もし今アロマを学びたい、生活の中でより効果的に使いたい、
また、自分のホロスコープに合ったアロマは何?と
本の説明の通りに、星に対応している精油を使っているけれど、
理屈はわからず、なんとなくモヤモヤしたままで・・・と感じている方は
是非サードメディスン理論を学んで欲しいです
そして、精油の物性をきちんと理解するということが
人のあり方を理解する事にもつながるので、
いろんな場面で応用することが出来るようになりますし、
人の理解を深めたり、また占星術の世界を深めたいならば、象徴を豊かに広げていくことは間違いないでしょう。
そして、人に説明するときに、象徴言語を使うのではなく
全ての人が義務教育で学んだ、元素論に従って説明できる、というのが
サードメディスン理論の素晴らしいところです。
現代の魔女になりたいなら、サードメディスン必修ですな
久しぶりに本気で語ってみました
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